- ポケモン剣盾のウッウロボ乱数調整の方法を簡潔にまとめた。
- 乱数調整によってガンテツボール、サファリボール、コンペボールが入手できる。
- 乱数調整の基本的な知識を前提として記述。具体的にはseed、フレーム数、消費数など。
0. 事前準備
0-1. ツールをダウンロードする(2種)
以下の2つのツールをパソコンにダウンロードしてください。
- SwShGlobalXoroshiroInverse
- 現在seed値を特定するのに使用します。現在seed値が特定できれば他のツールで代替してもよいです。
- リンク先(Googleドライブ)から「SwShGlobalXoroshiroInverse.exe」をダウンロードしてください。
- Simple searcher(通称:うっうー)
- ウッウロボから狙ったオシャボが出るフレーム数を検索するのに使用します。
- リンク先(Dropbox)から「SimpleSearcher.exe」をダウンロードしてください。
0-2. ぼんぐりを集める
ぼんぐりはヨロイ島の木を揺らすことで入手できます。中でも、集中の森で集めるのが最も効率的です。
0-3. モーション確認用のポケモンを手持ちに入れる
剣盾で現在seedを特定するには、手持ちポケモンのモーションを利用します。
モーションには2種類あり、違いが分かりやすいポケモンがよいです。
特にこだわりがなければモグリューを用意してください。この記事ではモグリューを例に解説します。
0-4. マスター道場内のNPCを数える
マスター道場内にいるNPCの数をメモしておきましょう。あとでツールに入力します。
全ての部屋のNPCを、マスタードやミツバ、ポケモンも含めて数えてください。
NPCの数はストーリーの進行状況によって変化します。
0-5. ウッウロボの前に立つ
Aボタンを押したらすぐウッウロボを調べられるよう、目の前に立ちます。
1. 現在seedを特定する
ポケモンのモーションには物理技と特殊技の2種類があります。モーションが物理or特殊のどちらだったかを128回観測することで現在seedを特定することができます。
- SwShGlobalXoroshiroInverse を立ち上げる。
- 手持ちポケモンからモグリューを選択し、[つよさをみる] 画面でLスティックを押す。
- SwShGlobalXoroshiroInverse の [現在seed特定] のテキスト欄に、モーションが物理なら「0」、特殊なら「1」を入力する。
- 2~3を128回繰り返したら [計算] を押下する。
すると [s0]、[s1] の欄に文字列が出力されます。この文字列は後ほど利用するのでSwShGlobalXoroshiroInverse は終了せずそのままにしておいてください。
2. 目的のボールまでの消費フレーム数を求める
うっうーに先ほど特定した現在seedと欲しいボールの情報を入力し、必要な消費フレーム数を求めます。
- うっうーを立ち上げ、必要な情報を入力し [検索] を押下。
- 左上のテキスト入力欄:特定した現在seedをs1→s0の順につなげて入力。
- 消費数上限:検索するフレームの数。ひとまず100,000でよし。
- NPCの数:初めに確認したNPCの数。
- 左側のチェックボックス:欲しいボールにチェックを入れる。
- 施設限定ボール:コンペボールとサファリボール
- 投入するぼんぐりを指定する場合は「ぼんぐりを指定する」にチェックを入れて、プルダウンで選択。
すると欲しいボールが排出される消費フレーム数が右側にリストで表示されます。
上記の例では1,848〜1,850フレーム後にウッウロボを使うと、サファリボールが排出されるということがわかります。今回は1,849フレーム後を狙います。
3. フレームを進める
目標の消費フレーム数に向かって、まずは大雑把にフレームを進めます。
途中で消費数確認し、残りが100~50フレームくらいまでになったら細かく最終調整をしましょう。
- 大雑把にフレームを進める
- 道場の外で天候が雷雨(日付を7/15に設定することで変更可能):約200F/秒
- 道場内:約6F/秒
- 消費フレーム数を確認する
- 現在seedを求めた状態の SwShGlobalXoroshiroInverse に追加で情報を入力する。
- [基準seedを自動で更新] からチェックを外す
- 手持ちポケモンからモグリューを選択し、[つよさをみる] 画面でLスティックを押す。
- SwShGlobalXoroshiroInverse の下側のテキスト欄に、モーションが物理なら「0」、特殊なら「1」を入力する。
- 20回分くらい入力したら下側の [計算] を押下する。
- [最初に求めたseed値との差] に消費フレーム数が出力される。
- 出力されない場合は入力したモーションの数が少ない可能性があるので追加で入力して再度 [計算] を押下。
- 現在seedを求めた状態の SwShGlobalXoroshiroInverse に追加で情報を入力する。
- 細かくフレームを進める
- メニュー > ポケモン でLスティックを押す:Lスティックを押した回数だけフレームが進む
- メニュー > ポケモン > つよさをみる でLスティックを押す:ポケモンがモーションをとった回数だけフレームが進む
4. ウッウロボにぼんぐりを投入する
目標のフレーム数まで進めることができたら、Bボタン連打でメニュー画面を最速で閉じ、間髪入れずにウッウロボに話しかけてぼんぐりを投入しましょう。
成功していればお目当てのボールが排出されます。
5. 失敗した場合:フレーム数のズレを確認する
お目当てのボールが出てこなかったときは、目標としていたフレーム数と実際のフレーム数とのズレを確認しましょう。
ウッウロボ乱数調整は±数フレームのズレが生じることがあります。
自分の環境では何フレームズレるのかを確認することで、次回以降の試行の精度を高めることができます。
実際のフレーム数がいくつだったかは以下の手順で確認できます。
- 目的のボールまでの消費フレーム数を求めた状態のうっうーに、追加で情報を入力する。
- (欲しいボールではなく)排出されたボールにチェックを入れる。
- 売っているやつ1:ハイパー、プレミア、ネット、ダーク
- 売っているやつ2:リピート、ダイブ、クイック、ネスト、ヒール、タイマー、ゴージャス
- [検索] を押下する。
- (欲しいボールではなく)排出されたボールにチェックを入れる。
- 例)1,849フレームのサファリボールを狙ったが、プレミアボールが出てきてしまった場合
- 「売っているやつ1」にチェックを入れリストを再表示する。
- 1,842〜1,844および1,847フレームでプレミアボールが出ることがわかる。
- 目標フレーム数が1,849なので、-7〜-5もしくは-2フレームずれている可能性がある。
- 仮にズレが-2フレームなら、1,851までフレームを進めていればお目当てのボールが排出された、ということになる。
この確認を繰り返すことでズレの範囲を絞り込むことができます。
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