【ポケモンHGSS】第4世代乱数調整 野生乱数で6VメタモンをGetする

ポケモンHGSS/DPPt 野生乱数調整
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  • 第4世代の野生乱数調整について手順を簡潔にまとめた。
  • HGSSで6Vメタモンを捕まえる際の手順を例に解説する。
  • 色違い乱数についての解説は本記事では行わない。

伝説のポケモンなど固定シンボルの乱数調整について知りたい方は下記の記事へ。

第4世代乱数調整に必要なもの

  • パソコン
    • 本記事の内容だけであればWindows/Macどちらでもよいです。以下ではMacを例に説明しますが、Windowsでもほぼ同じ手順でできるはずです。
    • 応用的な内容に手を出したい場合はWindowsでないと難しいです。Macでは使えないツールが必要になるため。
  • ニンテンドーDS本体
    • 初代DSもしくはDS Liteであること。
    • 3DS等でもできるようですがこの記事ではやり方を説明していません。
  • ハートゴールドもしくはソウルシルバーのROM

0. 事前準備

ゲーム内の準備をする

  • ライコウ、エンテイ、ラティの3体が徘徊中であること。
    • 徘徊前でも捕獲後でもない。
    • 2体でも不可能ではないが、この記事では3体徘徊中の前提で解説する。
  • ウツギ博士の電話番号が登録されており、かつタマゴから孵ったトゲピーをウツギ博士に見せたあとであること。
  • その他、甘い香り要員、捕獲要員、捕獲用のボール。

必要なツールを揃える

  • PHS
    • 固定シンボル乱数以外にも使える第4世代用の乱数調整ツールです。
    • リンク先(Googleドライブ)から [PHS1.20.2] > [PHS1.20.2.jar] をダウンロードしてください。
    • PHSを動かすためにはパソコンにJavaがインストールされている必要があります。Javaが入っていない場合は https://www.java.com/ja/download/ からダウンロードしてください。

「PHS ダウンロード」で検索するとダウンロード元としてこちらのOneDriveを案内しているブログ記事に多く出会したが、エラーでダウンロードできなかった。

リンク先のファイルに問題があるのか私のPC環境が悪いのかは不明。

そこで今回は下記の記事で紹介されているGoogleドライブからダウンロードさせていただくことにした。

昔のポケモン乱数調整プログラム|ohirugohanの日記

  • シンプルタイマー
    • ゲーム起動のタイミングを図るためのタイマー。webブラウザで開いて利用します。
    • ストップウォッチでも代用可能ですが、あったほうが断然便利です。

1. 目標個体を探す

今回は例として、34ばんどうろで6Vメタモンを捕獲します。他の野生ポケモンでも手順は同じです。

PHSの[条件から検索]タブを使います。下の画像を参考に必要な情報を入力し、画面左下の[実行]を押下してください。

特に注意すべき入力内容は下記の通り。

  • 一番上のプルダウンは「野生」、となりのラジオボタンは「金銀」を選択。
  • 野生」を選択するとサブウインドウが開く。場所を「34ばんどうろ」にし、メタモンを選択。
  • 「〜だけ前のseedを出力」の下限を4に設定
PHSで野生6V個体が出る乱数を検索した結果
野生で捕獲したいポケモンを選択
PHSで野生6V個体が出る乱数を検索した結果
野生6V個体の初期seedと消費数の検索結果

次のような検索結果が出力されました。

・1匹目:メタモン(9)
性格 = ひかえめ
性格値:6937da48
個体値:31-31-31-31-31-31
特性:じゅうなん
めざパ:悪70
初期seed:a01082e
seed消費数:33
月×日+分+秒:10 or 266
時:1
フレーム+年-2000:2094

性格値の下二桁で性別がわかります。

♀:♂ = 1:1 の場合、00〜7Fなら♀、80〜FFなら♂
♀:♂ = 1:3 の場合、00〜3Fなら♀、40〜FFなら♂
♀:♂ = 1:7 の場合、00〜1Fなら♀、20〜FFなら♂
♀:♂ = 3:1 の場合、00〜BFなら♀、C0〜FFなら♂
♀:♂ = 7:1 の場合、00〜DFなら♀、E0〜FFなら♂

2. ゲームの起動タイミングを計算する

検索結果の下3行から初期seed「a01082e」に到達するためのゲーム起動タイミングを割り出します。

月×日+分+秒:10 or 266
時:1
フレーム+年-2000:2094

以下、細かい理屈は抜きにして計算方法だけ記述します。

年、秒

  • 2094を60で割る。2094 ÷ 60 = 34 余り 54
  • 余り54なので2054
  • 商が3434秒 + メニュー画面待機10秒 + 空白時間6秒 = 50

DPPtで乱数調整を行う場合は空白時間を4秒にして計算してください。

  • 検索結果の通り1時。

月、日、分

  • 月 × 日 + 分 + 秒 = 266 を満たす月と日と分の組み合わせを探す。
  • 秒を50と導き出したので 月 × 日 + 分 + 50 = 266 つまり 月 × 日 + 分 = 216
  • 10月を選ぶと計算がラク。10 × 日 + 分 = 216
  • なので例えば 1021日、06

月 × 日 + 分 + 秒 = 10 or 266 ですが、すでに秒が50なので、月 × 日 + 分 + 50 = 10 を満たす月と日と分の組み合わせは存在しません。

ゲーム起動タイミングまとめ

「2054102110650秒」と計算できました。このタイミングにゲームを起動するには次の手順で行います。

  1. DS本体の年月日と時分を 20541021106分 に設定する。
  2. 電源をOFFにし、すぐにONにする。
  3. 10610秒にソフトを選択する。
  4. 10650秒に「つづきからはじめる」を選択する。

3. シンプルタイマーをセットする

シンプルタイマーで下記の通り設定します。

  • 待機時間:40秒(50秒 – 10秒)
  • 開始までの猶予:10
  • サウンドを有効化
シンプルタイマーの設定 待機時間、開始までの猶予、サウンドを有効化
シンプルタイマーの待機時間と開始までの猶予を設定

これで10秒経過時点と50秒経過時点を音で知らせてくれます。

4. 乱数が成功していた場合の徘徊位置を特定する

HGSSでは徘徊ポケモンの位置によって、ゲーム起動のタイミング合わせが成功したかを判別できます。

徘徊位置の特定にはPHSの[seed調整]タブを使います。必要な情報を入力し、画面左下の[実行]を押下してください。

  • seed欄に先ほど検索した初期seed「a01082e」を入力。
  • 前後出力数は「30」。
  • その他の項目も下図を参考に設定。
PHSで初期seedの徘徊ポケモンの位置を検索した結果
PHSで徘徊ポケモンの位置を検索

下記のようなリストが出力されます。

目標初期seed:a01082e
分+秒のずれ:0
〜略〜
0a010827:ライコウ:35 エンテイ:29 ラティ:26 強制消費seed数:3
0a010828:ライコウ:44 エンテイ:31 ラティ: 7 強制消費seed数:3
0a010829:ライコウ:32 エンテイ:34 ラティ: 1 強制消費seed数:3
0a01082a:ライコウ:38 エンテイ:37 ラティ: 8 強制消費seed数:3
0a01082b:ライコウ:46 エンテイ:39 ラティ: 2 強制消費seed数:3
0a01082c:ライコウ:35 エンテイ:44 ラティ:10 強制消費seed数:3
0a01082d:ライコウ:43 エンテイ:46 ラティ: 4 強制消費seed数:3
0a01082e:ライコウ:31 エンテイ:31 ラティ:11 強制消費seed数:3
0a01082f:ライコウ:38 エンテイ:34 ラティ: 5 強制消費seed数:3
0a010830:ライコウ:46 エンテイ:36 ラティ:13 強制消費seed数:3
0a010831:ライコウ:34 エンテイ:39 ラティ: 6 強制消費seed数:3
0a010832:ライコウ:43 エンテイ:43 ラティ:14 強制消費seed数:3
0a010833:ライコウ:31 エンテイ:46 ラティ: 8 強制消費seed数:3
0a010834:ライコウ:37 エンテイ:31 ラティ:16 強制消費seed数:3
0a010835:ライコウ:46 エンテイ:33 ラティ: 9 強制消費seed数:3
〜略〜

目的の初期seedに到達していた場合、ライコウとエンテイは31ばんどうろ、ラティは11ばんどうろにいるということがわかりました。

5. 初期seedを狙ってゲームを起動する

  1. 34ばんどうろの草むらの中でセーブする。
  2. 徘徊ポケモンが先ほど検索した場所(31、11ばんどうろ)のどこにもいないことを確認する。
    • どこかにいてしまった場合はそらをとぶなどして徘徊位置を変更し、手順1に戻る。
  3. DS本体の電源をOFF→ON。
  4. DS本体の年月日と時分を「20541021106分」に設定する。時分決定のAボタンを押すのと同時にシンプルタイマーの[開始]を押す。
  5. DS本体の電源をOFFにし、すぐにONにする。
  6. 10610秒にソフトを選択する。シンプルタイマーを参考に。
  7. 10650秒に「つづきからはじめる」を選択する。シンプルタイマーを参考に。
  8. ゲームが始まったらすぐにメニュー画面を立ち上げ、徘徊ポケモンの位置を確認する。
    • ライコウとエンテイが31ばんどうろ、ラティが11ばんどうろにいれば成功です。メニュー画面を閉じずに次の作業に進みましょう。
マップで徘徊ポケモンの位置を確認(ライコウ:31、エンテイ:31、ラティ:11)
マップで徘徊ポケモンの位置を確認

起動タイミング合わせに失敗したら

起動タイミング合わせに成功していれば、ライコウとエンテイは31ばんどうろ、ラティは11ばんどうろにいます。

失敗した場合は先程のリストを使って次の2点を確認し、やり直してください。

  • ズレた行数(フレーム数)が偶数か奇数か
    • 奇数行ズレていた場合は、DS本体の設定年をプラスもしくはマイナス1年してやり直す。
  • 上にズレたか、下にズレたか
    • 上にズレた場合はタイミングが早すぎ、下にズレた場合はタイミングが遅すぎ。

徘徊位置の結果が奇数行ズレている状態を「奇数ズレ」と呼ばれます。第4世代の乱数調整では頻出の単語なので覚えてください。

細かい説明は省きますが奇数ズレは本体とROMの組み合わせで起こり、この場合どんなにタイミングを合わせても奇数行ズレた結果しか出ません。

例)徘徊ポケモンの位置が「ライコウ:46 エンテイ:33 ラティ: 9」だったとする。この場合、

  • ズレが7行なので奇数ズレ。DS本体の設定年を2053年 or 2055年に変更。
  • 下にズレているのでタイミングが遅すぎ。もう少し早く「つづきからはじめる」を選択。

目標初期seed:a01082e
分+秒のずれ:0
〜略〜
0a010827:ライコウ:35 エンテイ:29 ラティ:26 強制消費seed数:3
0a010828:ライコウ:44 エンテイ:31 ラティ: 7 強制消費seed数:3
0a010829:ライコウ:32 エンテイ:34 ラティ: 1 強制消費seed数:3
0a01082a:ライコウ:38 エンテイ:37 ラティ: 8 強制消費seed数:3
0a01082b:ライコウ:46 エンテイ:39 ラティ: 2 強制消費seed数:3
0a01082c:ライコウ:35 エンテイ:44 ラティ:10 強制消費seed数:3
0a01082d:ライコウ:43 エンテイ:46 ラティ: 4 強制消費seed数:3
0a01082e:ライコウ:31 エンテイ:31 ラティ:11 強制消費seed数:3 ★成功した場合
0a01082f:ライコウ:38 エンテイ:34 ラティ: 5 強制消費seed数:3
0a010830:ライコウ:46 エンテイ:36 ラティ:13 強制消費seed数:3
0a010831:ライコウ:34 エンテイ:39 ラティ: 6 強制消費seed数:3
0a010832:ライコウ:43 エンテイ:43 ラティ:14 強制消費seed数:3
0a010833:ライコウ:31 エンテイ:46 ラティ: 8 強制消費seed数:3
0a010834:ライコウ:37 エンテイ:31 ラティ:16 強制消費seed数:3
0a010835:ライコウ:46 エンテイ:33 ラティ: 9 強制消費seed数:3 ☆今回の結果
〜略〜

6. 乱数消費を進める

必要な消費数は最初のPHS検索結果の下から4行目に記載されています。

seed消費数:33

  • 今回必要な消費数は33
  • 徘徊ポケモンが3匹いるため、ゲームを始めた瞬間に自動で消費が3進んでいる。
  • 消費を32まで進め、最後にあまいかおりを使って1進めると目標の33消費となる。

34ばんどうろには勝手に乱数を消費するNPCがいるため、現時点でいくつ消費されているか確認しましょう。

乱数が消費されるゲーム内のイベントはいくつか存在します。

そのうち最も厄介なのが「NPCが向きを変えるたびに乱数が1消費される」というもので、この乱数消費は同じフィールドであればNPCが画面外にいても発生します。

メニュー画面を開いている間はNPCの動きがとまります。しかしゲームを始めてからどんなに早くメニュー画面を開いても、NPCによる乱数消費が発生を避けられないことがあります。

向きを変えるNPCがいるフィールドで乱数調整を行う場合は、メニュー画面を開いた段階で乱数がいくつ消費されているかを調べる必要があります。

現在の消費数の特定にはPHSの[seed調整]タブを使います。必要な情報を入力し、画面左下の[実行]を押下してください。

  • seed欄に先ほど検索した初期seed「a01082e」を入力。
  • 前後出消費数今回狙う消費数の「33」に設定。
  • ポケルスが発生したことがないROMの場合、「ポケルスが くっついた〜」のチェックを外す
  • その他の項目も下図を参考に設定。
PHSで消費乱数調査リストを検索した結果
PHSで消費乱数調査リストを検索

下記のようなリストが出力されます。消費数とそれに応じたウツギ博士の電話での応答がリストになっています。

初期seed:a01082e
0:カントーには まだ ぼくの~ a01082e
1:ポケモンの しんかというのは~ 9482e009 ※ライコウ消費
2:ポケモンの しんかというのは~ abf28248 ※エンテイ消費
3:カントーには まだ ぼくの~ 25a3c91b ※ラティ消費
4:カントーには まだ ぼくの~ 53e53af2
5:ポケモンの しんかというのは~ 99bc357d
6:カントーには まだ ぼくの~ e91d3cac
7:カントーには まだ ぼくの~ c2f79daf
8:カントーには まだ ぼくの~ d9d3d5f6
9:カントーには まだ ぼくの~ 3ca76e31
10:カントーには まだ ぼくの~ 81c33950
〜略〜
30:ポケモンの しんかというのは~ 9896f644
31:カントーには まだ ぼくの~ b3e7f367
32:ポケモンの しんかというのは~ ae96654e
33:カントーには まだ ぼくの~ 513b46a9

メニュー画面を閉じずにそのままウツギ博士に電話をかけましょう。

  • カントーには〜
  • ポケモンの〜
  • カントーには〜

の順序であればNPCによる乱数消費はありません。もしこの順序でなければリストから現在の乱数消費数を特定しましょう。

それからウツギ博士に電話をかけ続け、消費数を32まで進めます。

目的の消費数は33ですが、この後あまいかおりで1消費するのでウツギ博士への電話で消費するのは32までです。

7. メタモンを捕獲し、個体値を確認する

あまいかおりを使ってメタモンとエンカウントし捕獲しましょう。ジャッジで個体値を確認し、6Vであれば成功です!お疲れ様でした。

メタモンのステータス画面
6Vメタモン

補足:乱数調整の全体像を理解する

この章は乱数調整を仕組みから理解したいという人向けの内容です。とりあえず手順だけわかればよいという人は飛ばしてください。

実際に手順通りスイクンを捕獲したあと、「あの作業は何の意味があったんだろう?」と振り返りながら読んでいただくと良いと思います。

乱数とは何か

ポケモンのゲームの中ではランダムに思える事象がいくつかあります。

  • エンカウントしたポケモンの個体値
  • 徘徊ポケモンがいる場所
  • ウツギ博士へ電話したときの返答内容 など。

その結果は乱数と呼ばれる数字の列によって決まります。そして乱数は一定のルールに従って生成されています。

乱数調整とは何か

  • ランダムに思える事象の結果は乱数によって決まる。
  • 乱数は一定のルールで生み出される。

だとすると、乱数が決まるルールが解明できれば狙った結果(6Vなど)を意図的に出せるのではないか。

欲しい結果から逆算して必要な乱数を特定し、その乱数になるように行動を調整すること、これが乱数調整です。

どうやって乱数が決まっているのか

第4世代の乱数は大きく2つの要素で決まります。

  • 初期seed:DSの電源を入れてからセーブデータを選択するまでのタイミングで決まる
  • 消費数:ゲーム開始後のプレイヤーおよびNPCの行動で決まる

初期seedと消費数という単語は乱数調整をするにあたり避けて通れません。これを機に覚えましょう。

次のような碁盤目模様の世界をイメージすると分かりやすかもしれません。

第4世代乱数調整 乱数決定のイメージ セーブデータ選択までのタイミングで初期seedが決まり、ゲーム内の行動で消費数が決まる
乱数決定のイメージ 初期seedと消費数

抑えておくべきポイントは、斜め移動ができないということです。初期seedが合っていなければ、そのあとゲーム内で何をしても目的の乱数には到達できません。

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