【ポケモンSM/USUM】第7世代乱数調整　孵化乱数で理想個体をGetする

0. 事前準備

必要なツールを揃える

• 3DS RNG Tool
  • 孵化乱数以外にも使える第6、第7世代用の乱数調整ツールです。
  • リンク先（GitHub）から「3DSRNGTool.exe」をダウンロードしてください。

ツールを日本語設定にする

3DSRNGTool.exeを起動したら、Optionsタブから [Language] > [日本語] を選択します。

1. 現在シードを特定する

現在シードを特定する方法は2通りあります。

方法その1は方法その2より圧倒的に簡単ですが、一度でも預かり屋さんにポケモンを預けたことがあると使えません。

方法その1（一度も預かり屋さんを利用していないROM限定）

• 国籍が同じコイキングとメタモンを1匹ずつ用意する。
  • 性格、個体値等は不問。
• 3DS RNG Toolから [ツール] > [Gen7 Egg Seed Finder] を立ち上げる。
• 預かり屋さんの前でレポートを書く。
  • ※以降、シードが特定できるまでレポートは書かないでください！
• コイキングとメタモンを預かり屋さんに預ける。
  • 預ける順番は不問、持ちものは持たせません。
  • 預かり屋さんに始めて話しかけたときにもらえるタマゴは受け取っても受け取らなくてもどちらでもOKです。
• タマゴを孵化させ、生まれたコイキングの性格をGen7 Egg Seed Finder右側のプルダウンから選択して性格リストに入力する。
• 上記を8回繰り返す。

• 8回入力が終わったら[検索]を押下、検索結果が出るまで待機する。

• 現在シードの特定が終わると「Your Egg Seed is “◯◯” Set as Current Status in Egg RNG Tab?」と聞かれるので[はい]を押下する。
  • 3DS RNG Toolの[孵化乱数]タブのCurrent Statusに、特定した現在シードが反映されます。
• 3DSをリセットし預かり屋さんにタマゴを預ける前の状態まで戻る。

以上で現在シードの特定作業は完了です。お疲れ様でした。

方法その2

• 性格と性別の異なるコイキング2匹とかわらずのいし2個を用意する。♂♀それぞれの性格をメモしておく。
  • 国籍、個体値等は不問。
• メモ帳を用意する。
  • パソコンのテキストメモがおすすめ。あとでツールにコピペできるので。
• 3DS RNG Toolから [ツール] > [Gen7 Egg Seed Finder] を立ち上げる。
• コイキング2匹それぞれにかわらずのいしを持たせて預かり屋さんに預ける。
  • 預ける順番は不問。
• タマゴができたら受け取る前にお姉さんの隣でレポートを書く。
• タマゴを受け取り孵化させる。
• ♂♀どちらの親の性格を引き継いだか確認し、♂の性格なら0、メスの性格なら1とメモ帳に記入する。
• 以下の作業を126回繰り返す。最後の126回目が終わったら、リセットもセーブもせず3DSはそのままにしておく！
  1. ソフトリセットする。（L + R + START、もしくはL + R + SELECTを同時押し）
  2. タマゴの受け取りを拒否する。
  3. 新しいタマゴができるまで走る。
  4. タマゴができたら受け取る前にお姉さんの隣でレポートを書く。
  5. タマゴを受け取り孵化させる。
  6. ♂♀どちらの親の性格を引き継いだか確認し、♂の性格なら0、メスの性格なら1とメモ帳に記入する。
• メモ帳に合計127個の0,1が記入されているはずなので、それをGen7 Egg Seed Finderの左側に入力（コピペ）する。[Go!]を押下する。

• 「Your Egg Seed is “◯◯” Set as Current Status in Egg RNG Tab?」と聞かれるので[はい]を押下する。
  • 3DS RNG Toolの[孵化乱数]タブのCurrent Statusに、特定した現在シードが反映されます。
• 「FirstEggSeeds_yymmdd_xxxxxx.txt saved」と表示されるので[OK]を押下する。
• 3DS RNG Toolの[孵化乱数]タブを立ち上げ、以下の項目を入力し[計算]を押下する。
  • 親の情報（中段左）
    • 先親後親両方の持ちもので「変わらず（かわらずのいし）」を選択する。
  • フィルター（中段中央）
    • 「絞り込みを無効」にチェックを入れる。
  • 検索範囲（中段右）
    • [120〜125]と入力する。

• 3DSの操作に戻り、預かり屋さんから親個体を引き取る。
  • もし新しいタマゴができてしまっていたら受け取りを拒否しましょう。
• 最後に孵化した127番目のコイキングの個体値と両親の個体値を見比べる。遺伝箇所から上記で検索した120〜125フレームのどれに該当するか調べる。
• 該当した行の1つ下の行を選び右クリック→[Set as Target Frame]を選択。
  • このあとタマゴの受け取り拒否をする必要があります。受け取り拒否で消費が1進むため、該当行ではなく1つ下の行を選びます。
  • 必要に応じてCurrent Statusをテキストファイルに保存しましょう。

• ソフトリセットする。（L + R + START、もしくはL + R + SELECTを同時押し）
• タマゴの受け取りを拒否する。（先ほど個体値を確認した127番目の個体のタマゴ）
• 預かり屋さんから親個体を引き取る。

以上で現在シードの特定作業は完了です。お疲れ様でした。

2. 目標個体を探す

例）親個体とメタモンを使ってC0 5Vのアローラベトベターを孵化する。

3DS RNG Toolの[孵化乱数]タブを使います。必要な情報を入力し、画面右側の[計算]を押下してください。

各入力エリアの主な注意点は下記の通り。

• バージョン（右上）
  • ROMの種類、光るお守りの所持/未所持は忘れず選択。
  • その他入力欄は色違いを狙わないなら無視してよい。
• 親の情報（中段左）
  • 先親/後親
    • ♂が先親、♀が後親。
    • 性別不明ポケモン×メタモンの場合、性別不明ポケモンが先親。
  • 個体値
    • 遺伝させないステータスの個体値は適当な値でよい（5や10など）。
  • Current Status
    • 現在シードを入力。
    • テキストファイル（.txt）の読み込み/書き出しが可能。
• フィルター（中段中央）
  • 目標個体の情報を入力。
• 検索範囲（中段右）
  • デフォルトは[0〜50,000]。
  • 範囲を広げるほど目標個体は見つかりやすくなるが、パソコンの負荷が高まる。

3. 目標個体までの消費数を求める

• 計算結果の中から目標にする個体を選び右クリック→[Set as Target Frame]を選択。
  • 目標個体のFrame数が検索範囲エリアの[目標消費]に反映されます（例では156）。

• 検索範囲エリアのラジオボタンを[連続孵化リスト]に変更し、[計算]を押下。
  • 目標個体まで乱数を消費するのに必要なタマゴの受け取り数と受け取り拒否回数が表示されます（例では5回受け取り、23回拒否）。

4. 乱数を消費して目標個体のタマゴを受け取る

• 計算結果通りタマゴの受け取りと拒否を行う。
  • 必ずn回受け取り→m回拒否の順に行ってください。受け取りの間に拒否を挟んではいけません。乱数消費がズレて全く違う個体が出てしまいます。
• 受け取りと拒否が終わったら次のタマゴを受け取る。これが目標個体のタマゴ。
• 目標個体のタマゴを受け取ったらすぐに預かり屋さんから親個体を回収する。
  • 孵化中にタマゴができてしまうと乱数消費が進んでしまいます。ここで現在シードを止めておいたほうが次の乱数調整の準備が断然ラク。
• 目標個体のタマゴを孵化させる。
  • 個体値等を確認し、狙い通りであれば成功です！

5. 次の孵化のために現在シードを保存する

• 3DS RNG Toolに戻り、孵化した目標個体を選び右クリック→[Set the Status after receiving this Egg as Current]を選択。
  • 目標個体のタマゴを受け取った後の現在シードがCurrent Statusに反映されます。
• 必要に応じてCurrent Statusをテキストファイルに保存。

9. 参考記事

この記事を書くにあたり参考にさせていただきました。色違い孵化の方法も解説されています。